从电视节目看日本人对二战的“委屈”史观
https://www.youtube.com/watch?v=p3RRrjsThD0
在日语课上,老师给我们播放了一档 TBS 电视节目——「【綾瀬はるか「戦争」を聞く】~真珠湾攻撃80年 婚約者はハワイに散った~」。这个节目的梗概是这样的:中野ミコマ(2010 年时 86 岁)的未婚夫在二战时期应召前往偷袭珍珠港,座机被美军击落而阵亡,因此中野只得改嫁他人;2010 年,中野前往夏威夷与当年的美军交流,参观纪念馆并寻找未婚夫的痕迹;节目在 2021 年播出。
全片观之,该节目的制作方似乎也通过展示日美双方普通人的不幸表达了“珍爱和平”的愿望,但其中也透露出日本民众中普遍存在的对二战历史的“委屈”史观——不考虑罪魁祸首和入侵事实,而是不断强调自身是“受害者”,希望淡化自身罪行的一种不负责任的历史观。节目中,日本人的发言已经将这一点表露了出来。
进一步地,如果我们仔细“品味”该节目组将美国人说的英语翻译出的日语字幕,可以发现,其中存在两处与自谦语相关的“错译”。这绝非是因为节目组的语言水平不足或翻译时的疏忽,而是出于他们对“委屈”史观拙劣的辩护。
接下来,本文将给出节目的主要内容,以及本文作者对其中部分内容的汉语翻译和解析,揭露这档节目是如何用微妙的自谦语为日本的“委屈”史观辩护的。
节目主要内容
主要角色:
- 中野ミコマ(中野):节目主角
- 清水好生:中野ミコマ的未婚夫
- 綾瀬はるか(綾瀬 / 旁白):在 2010 年陪同中野ミコマ前往夏威夷,同时也是主持人兼旁白
- 石崎祐子(祐子):中野的孙女
- 理子:中野的曾孙女
本文作者无法听清的部分将用“(/unclear/)”标识出来。
(节目开始,简要介绍本期节目主题与参与角色)
旁白:2010年、私は、真珠湾攻撃で婚約者を無くした中野ミコマさんと、ハワイを訪れました。
旁白:それは、憎しみが、悲しみに代わる旅でした。
旁白:オアフ島の、パールハーバーに着いた時のことでした。
(画面切换至 2010 年前往夏威夷的中野ミコマ和陪同她的綾瀬はるか)
綾瀬:きょういい天気ですね。
中野:ここまで来てから誰も彼もアメリカ人が憎たらしくなるの。
綾瀬:(笑)ハハ、そうですか。
旁白:それまでのミコマさんが想像できない、険しい感情の現れに、戸惑いました。
中野:あんたたちが(婚約者を)殺したんじゃないかと言いたくなるの。
旁白:ミコマさんの婚約者、清水好生(しみず よしお)さん、1941年12月8日、航空兵として真珠湾攻撃に参加し、アメリカ軍に撃墜されます。23歳でした。
(画面切换至与美军老兵见面的中野ミコマ)
旁白:私たちの訪問を知り、元アメリカ兵が集まりました。
美军老兵:How are you doing?
中野:12月8日どうされておったですか。
画外音英语转译:What were you doing on December 8th, at 7 p.m.?
中野:私の一番大切な人はですね、12月8日いアメリカ兵に高射砲に撃たれて亡くなりました。
美军老兵:I am so sorry. But he was doing his job and we were doing ours.
字幕日语翻译:ごめんなさい。でも彼は彼の仕事、私は私の仕事をしていただけなんです。
中野:12月8日 何されておったですか。
美军老兵:I was up that morning and I ... hard to say it but I have (/unclear/) a .30 Caliber Rifle and I were shotting the plane.
字幕日语翻译:あの朝は早く起きて、言いにくいのですが、日本の飛行機に銃で反撃していました。
中野:高射砲 撃ったんじゃないですか。
画外音英语转译:Were you the one who shot?
美军老兵:Yes...
中野:撃った?
美军老兵:はい...
中野:じゃ、犯人はあんたかもしれん。
旁白:思わず出た言葉。でも、言わずにはいられなかったのです。
(中野与美军老兵哭泣)
(画面切换至参观珍珠港纪念馆的中野ミコマ)
旁白:私たちは、この時まだ建設中だった、真珠湾攻撃の展示館を案内してもらえました。
旁白:そこに目にしたのは、日本軍の攻撃で亡くなった人たちの写真でした。
中野:あれはアメリカの人たちでしょ。
中野:こんなの見たら人間じゃない、モノですね。
旁白:アメリカ側の被害を見るのは、初めてでした。
旁白:次に訪れたのは、(/unclear/)施設、アリゾナ記念館です。
旁白:純白の記念館は、日本軍に撃沈された戦艦の真上に建てられていました。
旁白:今も船から漏れ出す油、アリゾナの涙と呼ばれています。
旁白:この船だけで、千人を超えるアメリカ人が犠牲になったと言われています。
中野:悲しいですね。
旁白:記念館の壁一面の、大遺跡の碑。死亡した乗組員全員の名が刻まれています。
中野:悲しい物語ですね。
中野:日本の人の方が、かえってこんなこと知りませんよ。
旁白:ミコマさんの心のうちの憎しみが、悲しみに代わり初めていました。
(画面切换至前去寻迹未婚夫被击落地点的中野ミコマ,綾瀬和一名美国研究者陪同)
旁白:真珠湾攻撃に詳しい研究者が、ミコマさんの婚約者が墜落したであろう場所を絞り込みました。
美国研究者:Here.
中野:ここ...
中野:この深い霧こくの、いったいどこかに...燃え落ちた?
美国研究者:Airplane get burned.
美国研究者:Unfortunately, the (/unclear/)..., so far no one has recovered him.
字幕日语翻译:悲しいことは、遺体はまだそこにあると思われます。誰もまだ遺体を回収できでいないんです。
美国研究者:So that in the future perhaps, they can be found and, if have remains, return to Japan.
字幕日语翻译:いつか見つけて、日本にお返しできればと思っています。
旁白:用意してくれていたのは、お線香でした。
中野:(抽泣着)清水さん、アメリカの人が線香持ってきてくれたんですよ。受け取ってくださいよ。
中野:(捧着菊花束)投げでいい?
中野:(得到许可)清水さん、みんなの厚意のお花をあげますからね。受け取ってくださいよ。いいですか。
(中野将菊花束扔向未婚夫被击落的地点,抽泣着双手合十)
中野:清水さん、あんたも幸せですよ、皆さんにこんなによくしていただいて。
(回到节目现场,主持人綾瀬询问祐子和理子观看中野夏威夷之行后的感想)
綾瀬:...ご家族の皆さんは、番組をご覧いただいていかがでしたか?
理子:一番衝撃的だったのは、アメリカの方に、すごく怒っているところが、とても衝撃だったんですけど、だんだんアメリカの方も悲しい思いをしたっていうところを、おばあちゃん自身も感じたところで、悲しい思いをした人が、どちらにもいたんだなっていうのを、一緒に気付くことができたのは、とても印象に残っています。
綾瀬:私は広島出身で、原爆のことは習ってたんですけど、真珠湾攻撃のことは、あまり知らなかったですが。お二人はどうでしたか。
祐子:真珠湾攻撃のことも、あんまり知らなかったですし、そこに祖母が関係してたっていうことも、ビックリっていうか、祖母のような体験をした人って結構いるんじゃないかなって、今になると思うんですよね。
綾瀬:だが真珠湾攻撃し日本兵は、ちょうど今の理子さんと同世代ぐらいですよね。
理子:私は今大学に通っていて普通に勉強ができて、就職とかいろんな道が、自分にはある中で、清水さんのように戦争に行くことで、自分の未来が絶たれてしまうっていうのは、とても悲しいことだなと思いました。
綾瀬:ん、そうですね。
(2021 年,綾瀬前去探望 97 岁的中野,过程对话略)
旁白:敵も味方もない、戦争の惨さ(むごさ)と悲しみ。ミコマさんの涙を、忘れてはいけない、そう感じました。
(节目结束)
翻译与解析
节目开始,中野与綾瀬在夏威夷街头的对话,首先说出了中野因未婚夫清水战死而对美国人的恨意:
中野:ここまで来てから誰も彼もアメリカ人が憎たらしくなるの。
到了这种地步,无论是谁都会变得憎恨美国人吧。
中野认为,是美国人让她失去了未婚夫,让日本失去了战争的胜利,每个日本人都应该憎恨他们。
随后,出于对未婚夫被击坠的恨意,中野质问二战美军老兵,在珍珠港事件当天他在做什么,是否向来犯的日机开火。在与美军老兵的对话中,节目组第一次在字幕翻译中“夹带了私货”,开始将无敬语之分的英语翻译出自谦语(いただく)来。下面是美军老兵面对中野质问的陈述:
美军老兵:I am so sorry. But he was doing his job and we were doing ours.
字幕日语翻译:ごめんなさい。でも彼は彼の仕事、私は私の仕事をしていただけなんです。
抱歉,但当时只是他在执行他的任务,而我们在执行我们的任务。
日语在什么情况下需要使用自谦语?需要压低说话人一方,以抬高对方,表示敬意时。在此对话中,两位都是老人,而且是陌生人,不存在需要使用自谦语的情况,除非美军老兵对他的所作所为感到愧疚,认为自己犯下了错误,希望请求原谅。这样着实让作为观众的日本人精神胜利了一把。
随后,美军老兵承认自己当时用 M1 加兰德步枪(.30 Caliber Rifle)向日机反击了。中野老太婆谴责道:
中野:じゃ、犯人はあんたかもしれん。
那么,犯人说不定就是你。
我们知道,战场上双方士兵的搏杀与法律、犯罪无关,不存在“犯人”这一说法,更何况美国还是被入侵的受害一方。中野这番话,彻底暴露出了她对历史的无知。随后的旁白更是说道:
思わず出た言葉。でも、言わずにはいられなかったのです。
这句话不假思索脱口而出。不过,不说出来是忍不住的。
「~ずにはいられない」的意思是“不由得”。看来旁白也赞成,对美国老兵的自卫行为是犯人的指控是“忍不住”的。诚然,这种将痛苦迁怒于自卫的普通士兵的行为在我们看来是不可理喻的。
在参观亚利桑那纪念馆时,中野见到美国人的惨状,终于感叹道:
中野:日本の人の方が、かえってこんなこと知りませんよ。
日本的人们,反倒不知道这些事情。
可见,日本民众普遍不了解珍珠港事件,有意或无意地回避自己作为入侵者的事实,后续祐子的发言也佐证了这一点。
随后,在美国研究者的指导下,中野祭奠未婚夫。节目组再次在字幕中夹带自谦语(お返し)私货:
美国研究者:So that in the future perhaps, they can be found and, if have remains, return to Japan.
字幕日语翻译:いつか見つけて、日本にお返しできればと思っています。
如果未来能找到(日本士兵的尸体),如果还有残余,(我们会将他们)返还给日本。
说得好像美国人做了什么对不起日本人的事情一样!
结语
日本人在节目制作时的“精神胜利法”可见一斑。在夏威夷取材,美国人对日本人诚恳道歉的样子真是给我们上演了一出“父慈子孝”的好戏。如果有人问你学日语的又一层意义,请把这篇文章介绍给他们吧。
PS:标题处引用的 Youtube 视频链接已被 TBS 下架,需要一些技术手段才能观看。